「金利の種類」について
住宅ローンの金利には大きく分けて固定金利と変動金利の2種類があります。固定金利は全期間金利
が変わらない長期固定(30年、35年etc)と一定期間金利が変わらない短期固定(5年、10年etc)があり、金利が上昇しても安心して返済していけるメリットがあります。しかし多くの金融機関で一般
より高めの金利が設定されています。一方、変動金利は初期の金利が低く設定されている代わりに、
短期的に大きく変動するリスクがあります。細かく分けると下記の3種類の金利があります。
①『 固定金利 』
が変わらない長期固定(30年、35年etc)と一定期間金利が変わらない短期固定(5年、10年etc)があり、金利が上昇しても安心して返済していけるメリットがあります。しかし多くの金融機関で一般
より高めの金利が設定されています。一方、変動金利は初期の金利が低く設定されている代わりに、
短期的に大きく変動するリスクがあります。細かく分けると下記の3種類の金利があります。
①『 固定金利 』
②『 期間選択型固定金利 』
③『 変動金利 』

①固定金利
代表的な長期固定金利として用意されているフラット35は、完済まで金利が変わらないので将来
的に金利が上がってしまうと支払いが困難になりそうな方や、住宅建築後に養育費などの計画的な
貯蓄が必要な方に向いています。
一方、低金利の状況においては金利が他の金利タイプに比べて高く設定されてので初期の返済額を
低く抑えたい方や、金利変動に応じてタイプを変更することを前提に考えている方には不向きす。
また、竣工後の融資実行になるため建売住宅や一部の売建住宅では土地の代金を先に支払う必要が
あるので、その場合は事前に分割実行をしてくれるかを銀行に確認が必要です。
②期間選択型固定金利
金融機関ごとの多彩な商品の一つとして用意されている期間選択型金利は一定期間金利が変わらな
いので繰り上げ返済を予定している方や、そのための預貯金・保険の満期などがけいかくされてい
る方にむいています。
一方、金利が比較的高めであることや固定期間終了後に一気に金利と返済額が増えるリスクもある
ことから、一時的な安定よりもリスクを回避したい方には不向きです。金融機関によっては自由度
の高い商品として用意されているので、土地と建物の分割実行や一部を変動金利にして残りを期間
固定にするなどの選択肢で安定とリスクのバランスを調整する必要があります。
③変動金利
金融機関が半年ごとに金利の見直しを行う変動金利は、5年間ずつ返済額が変わらないように設定
されている場合が多く、とにかく返済額を低く抑えたい方や金利動向を敏感に察知することを前提
に考えている方に向いています。
一方、常に金利変動のリスクがあるため安定的に返済を行っていきたいと考える方や、長期・高額
の借入を行う方には不向きです。
変動金利は年2回(半年ごと)の見直しの時期があります。5年間ずつ同じ金額とありましたが、
その5年間の間にも半年ごとの金利変動は金利と元金のバランスの中で調整されていますので、同
じ金額でも金利と元金の内訳が変わっているのです。そして多くの金融機関は5年後に金利が上が
り返済金額が上がる場合でも、以前の返済金額の1.25倍までとしています。急激な上昇になら
いようにしています。しかし、金利上昇と共に1.25倍以上の金額になった場合はどうなるので
しょう?それは、その分の元金返済分は最終支払額に加算されているだけで、元金が減っているわ
けではありません。金利の上昇により返済金額が増えても返済額のうち利息分もあるので、変動金
利を選ぶ場合はその内容をきちんと理解しておくことが必要です。
住宅ローンはとても有利な金利でお金を借りることができる特別なローンです。だからこそ選ぶ銀行
やローンの種類、借り方のプランなどによって諸費用の金額・返し方・総支払額などが大きく変わってきます。自身に合った住宅ローンを選ぶことが重要です。
代表的な長期固定金利として用意されているフラット35は、完済まで金利が変わらないので将来
的に金利が上がってしまうと支払いが困難になりそうな方や、住宅建築後に養育費などの計画的な
貯蓄が必要な方に向いています。
一方、低金利の状況においては金利が他の金利タイプに比べて高く設定されてので初期の返済額を
低く抑えたい方や、金利変動に応じてタイプを変更することを前提に考えている方には不向きす。
また、竣工後の融資実行になるため建売住宅や一部の売建住宅では土地の代金を先に支払う必要が
あるので、その場合は事前に分割実行をしてくれるかを銀行に確認が必要です。
②期間選択型固定金利
金融機関ごとの多彩な商品の一つとして用意されている期間選択型金利は一定期間金利が変わらな
いので繰り上げ返済を予定している方や、そのための預貯金・保険の満期などがけいかくされてい
る方にむいています。
一方、金利が比較的高めであることや固定期間終了後に一気に金利と返済額が増えるリスクもある
ことから、一時的な安定よりもリスクを回避したい方には不向きです。金融機関によっては自由度
の高い商品として用意されているので、土地と建物の分割実行や一部を変動金利にして残りを期間
固定にするなどの選択肢で安定とリスクのバランスを調整する必要があります。
③変動金利
金融機関が半年ごとに金利の見直しを行う変動金利は、5年間ずつ返済額が変わらないように設定
されている場合が多く、とにかく返済額を低く抑えたい方や金利動向を敏感に察知することを前提
に考えている方に向いています。
一方、常に金利変動のリスクがあるため安定的に返済を行っていきたいと考える方や、長期・高額
の借入を行う方には不向きです。
変動金利は年2回(半年ごと)の見直しの時期があります。5年間ずつ同じ金額とありましたが、
その5年間の間にも半年ごとの金利変動は金利と元金のバランスの中で調整されていますので、同
じ金額でも金利と元金の内訳が変わっているのです。そして多くの金融機関は5年後に金利が上が
り返済金額が上がる場合でも、以前の返済金額の1.25倍までとしています。急激な上昇になら
いようにしています。しかし、金利上昇と共に1.25倍以上の金額になった場合はどうなるので
しょう?それは、その分の元金返済分は最終支払額に加算されているだけで、元金が減っているわ
けではありません。金利の上昇により返済金額が増えても返済額のうち利息分もあるので、変動金
利を選ぶ場合はその内容をきちんと理解しておくことが必要です。
住宅ローンはとても有利な金利でお金を借りることができる特別なローンです。だからこそ選ぶ銀行
やローンの種類、借り方のプランなどによって諸費用の金額・返し方・総支払額などが大きく変わってきます。自身に合った住宅ローンを選ぶことが重要です。