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更新日:2020/08/01

『江戸の暮らし これからの暮らし』


日経新聞の第二部「2020年夏 住宅広告特集」のなかに興味深い記事が目に留まりました。

ーーー以下記事ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
江戸の町がつくられた頃、人々は洪水などの災害と向き合いながら日々を送っていました。その暮らしはさまざまなリスクに直面する現代人に通じるところがあるかもしれません。

徳川家康が豊臣秀吉の命で関八州に国替えされたとき、既に立派な城があった小田原ではなく、江戸を拠点としたのは、広大な後背地を抱えるその土地に可能性を感じたからだといいます。



治水工事も重要でした。築堤や瀬替えといった治水技術は戦国時代を通じて急速に発展し、秀吉も大坂の町づくりで実践しました。先人たちの成功例を目の当たりにしていた家康には、「江戸を大坂にできる」という確信があったのです。

住宅の様式は室町時代以前の寝殿造りと、それ以降の書院造りに大きく分けられます。家の中に壁のない寝殿造りは床は板敷きで襖もなく、必要に応じて畳を置いたり屏風で仕切るなど自由度の高い空間でした。その後銀閣寺を建てたことで書院造りが広がり、江戸時代には主流になりました。書院造りの特徴の一つは掛け軸や花を飾って来客をもてなす床の間を作ったことです。いわば家の中に美術館があるようなものです。畳は敷きっぱなしになり、壁や襖で部屋を仕切って用途を固定化しました。

現代では畳のある家でさえ床の間はほとんど見なくなりました。フローリングのリビング・ダイニングに家族が集まり食事をしながらテレビを観たりする暮らしが一般的です。部屋の仕切りをなるべくなくしてLDKを広くするという、はからずも今日の日本の家は寝殿造りに戻っているのかもしれません。また、来客自体が少なくなり家を飾る必要も無くなり、床の間のような美術館的な空間も廃れていったのです。
ーーーーー以上、参考記事:2020.7.22日経新聞 第二部--------------------

奇しくも現代では特に狭小地住宅において極力無駄な廊下を減らし、少しでも空間の広さを確保するために壁をなくすプラン(リンゴ型プラン)が増えています。必要に応じてパーテーションで区切ったりして可変性を持たせた間取りです。特に昨今のコロナ禍において働き方も在宅で行う人が増えことでホームセンターや通販でも簡易間仕切り(パーテーション)の販売が伸びているそうです。リビングの一角にちょっとしたワークスペースを確保されるのに活用されているとのことです。
まさに上の記事にある室町時代以前の寝殿造りそのものです。昔の住まいの知恵がまわりまわって現代に蘇ったと思うと少し不思議な気持ちになります。


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